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ピアノブラインド

うちの教室では導入期から読譜に重点を置いてレッスンしています。
(勿論タッチや響きも並行してですが)


習い始めの生徒ちゃんから両手のポジションに置いたら
あとは目線を楽譜に向けて弾くように指導しています。


・・・でも始めはなかなか目線が定まりません

お目々が楽譜と手元を行ったり来たり


「お手々は鍵盤にくっついてるから見なくても大丈夫やで~
楽譜見て弾こうね~」と声かけてもなかなか難しい場合も

確かに幼児期のお子さんにとって、楽譜で見る上がる下がるを脳が認識して
それを指先にまで指令を送り、指を移動させる、というのは大変なことです。

しかしピアノを弾くにあたってその神経の流れをスムーズに行うためには
手元(指先の動き)を見なくても動かせる力が必要です。


そのためには物理的に手元を見られないようにするのが一番だと考え、
生徒さんの今弾いていない方の教本で手元を隠したりしていました。

そうすると生徒ちゃんたちも観念するのか、楽譜を見て弾くようになりました。

でもそれだと自分(私)の手が生徒ちゃんの手を隠すために使われるので
響きやタッチの指導がその場でタイムリーにできなかったりします
(楽譜で隠すのも結構面倒くさいし)


そんな時、とっても優れた器具を見つけました

滋賀の栗田楽器さんが開発された「ピアノブラインド」。
ピアノブラインド(Aちゃん、カメラ目線くれたんやけど顔隠したよ。ごめんねー

取り外し自在で手元を物理的に見えなくし、楽譜は普段通りに見られる、
というピアノ講師の救世主(言い過ぎ?)

Facebookやブログで口コミで広がっているらしく、
私も二本柳奈津子先生のセミナーで実物を見せて頂き、即購入


特に導入期のお子さんに使用していますが、
みんな「何それ~」と興味深々


写真のAちゃんも今日のレッスンで久々に出てきたFポジションが不安なのか、
始めはずっと手元を見ていました。

でもこのピアノブラインドを出したらもう見えへんもんね~
キャーキャー言いながら弾いていました

特に♯や♭が出てきた時に正しい鍵盤位置を体感できるようです。

これ、先生だけでなく生徒さんも自宅で購入したらいいと思います


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■和歌山市 山裾ピアノ教室ではレッスン体験も行っております。
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2013/10/30 | 20:21
レッスン風景コメント:1トラックバック:0
コメント
このピアノブラインド、どうですか?
年明けに購入しようとおもっていますが、生徒ちゃんの効果はいかが??

楽譜をあまり見ない息子の手元を本で隠しちゃったら自然と楽譜ばかり見たので、そういうことなのかな。みんなそうなのかな?って思っていますv-398
2013-12-28 土  20:06:34 |  URL | akkoten #- [編集]
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